ハミルトンと「エンジニアド ガーメンツ」によるコラボレーションが発売!

エンジニアド ガーメンツは、アメリカ合衆国・ニューヨークを拠点に1999年よりスタートした、アメリカンワークウェアをテーマとしたアパレルブランド。アメリカ初のブランドではあるが、日本人である鈴木大器氏がデザインを手がける。

 鈴木氏は2008年にはCFDAベストニューメンズウェアデザイナー賞を受賞。日本人初のCFDAメンバーとしてエントリーされている。なお、CFDA(Council of Fashion Designers of America)とは、アメリカファッション協議会を指す。同協議会が主催するCFDAファッションアワードは、毎年1回開催され、アメリカで最も活躍するファッションデザイナーを表彰する名誉ある賞だ。

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 クラシックテーラリング、ワークウェア、アウトドアウェア、ミリタリーユニフォームなどが基軸のエンジニアド ガーメンツは、まさに「アメカジ」そのもので、機能性と実用性に重きを置いたコレクションがそろう。1892年にアメリカ合衆国・ペンシルバニア州で創業し、アメリカ文化と共に成長を遂げたハミルトンとの親和性は高いといえるだろう。

 今回のコラボレーションは、ハミルトンとエンジニアド ガーメンツに共通する、アメリカンデザインとクラフツマンシップ志向が基軸になっているという。

 タフで堅牢さが特徴のハミルトン「カーキ フィールド」 は、エンジニアド ガーメンツ コレクションの時代を超越した機能性と相通じるものがある。

 ハミルトンのデザイナーは、エンジニアド ガーメンツと綿密に話し合い、オーセンティックでありながら特別なモデルを作り上げた。ケースサイズは36mmを採用し、ユニセックスな魅力と汎用性の両方を実現した。ムーブメントは約80時間のパワーリザーブを持つCal.H-1011だ。このムーブメントには、耐磁性、温度変化、耐衝撃性に優れたニヴァクロン製ヒゲゼンマイを採用している。

裏蓋には今回のコラボレーションを表す、両ブランドのロゴと、限定本数である「1999」が刻印されている。

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 フィールドウォッチとしての特性を強調するために、シンプルなデザインの文字盤を採用。通常の「カーキ フィールド チタニウム」のインデックスは24時間表示である場合が多いが、今作では12時間表示を採用している。さらに時針・分針・秒針にはスーパールミノバ加工が施され、暗所での視認性が確保。ケース、ブレスレットに採用された素材はチタニウムだ。この素材特有の落ち着いたシルバーグレーの色味は、アウトドアスタイルに最適だ。加えて、チタンの軽量かつ高い耐久性という性質も特筆に値するだろう。

「セイコー5スポーツ」の堀米雄斗選手コラボレーションモデルの第4弾は、堀米家の家紋をデザイン

「セイコー5スポーツ」から、堀米雄斗選手とのコラボレーションモデル第4弾が発表された。発売は2024年11月19日(火)を予定している。この腕時計は、クラシカルな印象を与えるカーキカラーの型打ちダイアルを備えたものだ。さらに、堀米選手の家紋である鷹の羽紋をもとにしたロゴを、ダイアルと裏蓋、それぞれにあしらっている。

 このコラボレーションの最初のモデルは、2021年に発表された、深緑のダイアルにブラックコーティングが施されたケースが組み合わされたRef.SBSA075だった。その後2022年に第2弾のRef.SBSA175が、そして2023年に、GMT機能を搭載したRef.SBSC015が発売された。これらのモデルの共通点は、裏蓋に堀米選手のサインが印されている点にあるだろう。

 だが、今回発表された堀米選手コラボモデルであるRef.SBSA277は違う。ダイアルの6時位置のやや上部の位置と半透明の時計コピー裏蓋に、鷹の羽紋をもとにしたロゴが配されているのである。また、今までのコラボレーションモデルはダイバーズ風のストリートファッションを意識したモデルであったが、今回発表されたRef.SBSA277はヴィンテージな装いの腕時計となっている。

ダイアルの外周には分表示のアラビア数字インデックスを、ダイアルの内周には時表示のインデックスを配したデザインだ。
 その理由は、堀米選手がヴィンテージ調のデザインの腕時計が好きで、そのエッセンスを入れ込んだのが本作だからだ。ダイアルは繊細な型打ちにカーキカラーを採用し、外周に向かって色が濃くなるグラデーションが付けられている。

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秒針の先は赤く彩られている。また、ベージュカラーの蓄光塗料はレトロな印象を与えるものだ。
 アラビア数字インデックスの配置は、外周に分表示、内周に時表示が配されている。また、12時位置には三角形のインデックスがレイアウトされたものだ。第2次世界大戦中にドイツ空軍で支給された腕時計を連想させるデザインである。なお、時分針はセイコー5スポーツの「フィールド」シリーズらしく、太く見やすいものを採用。ストラップはクロコダイル調の牛革製である。

チューダーがブティック限定の新作「ブラックベイ クロノ “ブルー”」を発表

チューダーから、チューダーブティック限定モデル「ブラックベイ クロノ “ブルー”」が登場した。スノーフレーク針を採用したクロノグラフモデルである「ブラックベイ クロノ」にあざやかなブルーの文字盤とベゼルを採用したモデルだ。チューダーは腕時計のデザインにブルーを取り入れた先駆者であり、歴代モデルにも多数採用されている。高精度で頑丈なCal.MT5813や、工具不要で長さを調整できる“T-fit”クラスプを備えるなど、ビンテージな見た目ながらも現代的な腕時計だ。

 このブティック限定モデルは、チューダーが誇る豊かな青の伝統をコレクションの全ラインに取り入れるという、熱い思いを示している。何十年にもわたりチューダーはあらゆるデザインにさまざまなブルーを取り入れた先駆者であり、歴代のカタログでも複数のブルーが採用され続けている。

 “チューダー ブルー”の概念は特定の色をあらわすのではなく、チューダーの特徴的な美学における永続性を示すようになった。特に興味深いのはブラックベイ クロノ “ブルー” に影響を与えた2つのモデルで「スノーフレーク」として知られる往年のブルーのチューダー サブマリーナーと、コレクター垂涎のブルーのオイスターデイト クロノグラフ「モンテカルロ」だ。両モデルは1970年代のチューダーの象徴モデルと言える。

「スノーフレーク」針と45分カウンターが特徴
 ブラックベイの美学に忠実なブラックベイ クロノは、1969年以来チューダーのダイバーズウォッチのアイコンとなっている有名な「スノーフレーク」針を採用し、ふたつのシルバーサブカウンターが配され、最適な視認性を確保するために磨きがかけられたドーム型ブルーダイアルを備える。初期のチューダー クロノグラフに着想を得て、45分カウンターと6時位置にカレンダーを備えるダイアルも特徴の一つだ。

ブラックベイ クロノ “ブルー”
 41mmのステンレススティール製ケースに、ブラックベイラインの特徴である、サテンブラッシュとポリッシュ仕上げ、そして面取りされたラグとチューダーローズが刻印されたリュウズが存在感を示す。チューダーならではの細部に至るこだわりの典型であるステンレススティール製プッシャーのデザインは、初期のチューダーのクロノグラフから着想を得ている。ブルーのアルマイト加工インサートとタキメーター目盛りを備えたステンレススティール製固定ベゼルが、このクロノグラフのスポーティな外観と機能を演出している。

 この新しいブラックベイ クロノは、ステンレススティール製5列リンクブレスレット、チューダー独自の“T-fit”アジャスティングシステム付きクラスプを備えている。工具不要の簡単な操作で、着用者自身が8mmの長さを5段階で調節することができるようになっている。クラスプにもセラミックのボールベアリングが採用され、クラスプの作動に心地よい触感をもたらすのに加え、スムーズに確実に留めることができる。

平均日差-2秒から+4秒を達成するクロノグラフキャリバー Cal.MT5813
 ブラックベイ クロノに搭載されているマニュファクチュール クロノグラフキャリバー Cal.MT5813は、時・分・秒・クロノグラフ・日付機能を備えている。他のチューダーのマニュファクチュール キャリバー同様、特徴的な仕上げが施されている。モノブロックのタングステン製ローターはオープンワークで細部にサンドブラストを伴うサテン仕上げ、ブリッジとメインプレートはサンドブラストとレーザー装飾が交互に施されている。

クロノグラフ マニュファクチュールキャリバー Cal.ブライトリング 01 をベースに、チューダーが開発した高精度調速機構を組み込み独自の仕上げが施されたこのムーブメントは、機械式ムーブメントのデザインと製造のノウハウを共有することを選んだ両ブランドの永続的な協力体制から誕生した。
 約70時間のパワーリザーブと耐磁性シリコンバランススプリングを誇るマニュファクチュール クロノグラフキャリバー Cal.MT5813は、スイス公認クロノメーター検査協会(C.O.S.C.)の認定を取得しており、この独立機関が設定した基準を上回る性能を備えている。その認定ではケーシングされていない状態のムーブメントで日差の平均を-4秒から+6秒の間で許容しているが、チューダーは腕時計として組みあげた状態で日差-2、+4秒という、より高い基準を達成している。精巧なコラムホイールメカニズムと垂直クラッチを備えるムーブメントは、すべてのチューダーの製品と同様に数々の過酷なテストによって保証された類い稀なる頑丈さと精度を保っている。

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 他のブラックベイのモデルと同様、このブラックベイ クロノは1969年のカタログに初登場したモデルにみられる「スノーフレーク」と呼ばれる時針のデザインを採用している。ブラックベイ ラインは、クラシックな美学と最先端のウォッチメイキングとの奇跡の出会いから誕生した。それは単なる「過去のモデルの復刻」ではない。チューダーのダイバーズウォッチが持つその70年の歴史を具現化し、現代によみがえらせたのである。そのネオ・ビンテージと称されるコンセプトに、製造技術や信頼性、頑丈さ、精度が加わり、今日における真の実用時計としての存在感を示している。

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デルマから新作「ミッドランド」が登場!

2024年で誕生100周年を迎えるデルマから、新しい「ミッドランド」が登場した。一体型ブレスレットとフルーテッドベゼルを備えることでスタイルを一新。また、6色のダイアルカラーが展開される。

 プロフェッショナル向けのダイバーズウォッチを製造するブランドとして名を馳せるデルマは、1924年の誕生から2024年で100周年となる、そんなデルマの中でもミッドランドという名前は特別な意味を持つ。1920年代にデルマの創業者兄弟が使用した最初の4つのブランドのうちのひとつであったためだ。その後、1946年にミッドランドとして発表された初のクロノグラフとして、そして同ブランドのスポーツウォッチとしてのポジションを確立した。80年代までにプロポーションと精度が向上させられ、やがて正確な腕時計の代名詞となっていき、今では現代のスポーツマンや時計愛好家を刺激する典型的なクロノグラフと3針モデルを含む形でコレクションとして展開されてきた。

 最新のミッドランドコレクションでは、現代のユーザーのニーズを満たしながら過去の同ブランドのタイムピースからインスピレーションを得ている。具体的には1980年代のモデルをベースに、ひと工夫加えたのだ。

 全体的なコレクションの特徴は大胆な幾何学的フォルムのトノー型ケースと、そこから連なる調和のとれた一体型ブレスレットだ。このプロポーションが独特のモダンさを生み出している。また、エッジを効かせながらも滑らかに面をかたどるサテン仕上げのケースに見る力強さと、フルーテッドベゼルがもたらす華やかさにコントラストを感じることが出来る。

ロレックス コピーケース直径は40.5mm、厚さ10.8mmと大きすぎないサイズ感であるため、ビジネスからカジュアルまで、さまざまなシーンで手元に装える腕時計と言える。
 ダイアルにはピラミッド式にギヨシェ模様が施され、そこにホワイト、ブラック、サーモン、エバーグリーン、ロイヤルブルー、アイスブルーのカラーが彩っていく。アプライド式のバーインデックスとスーパールミノバBGW9が塗布された時針と分針により、昼夜を問わず時刻の視認性は高い。

新作は全部で6種がラインナップされた。いずれもサイズやスペック、価格は同じ。気に入った1本を選びたい。
 10気圧防水の316Lステンレススティールケースはシースルー仕様のケースバックで密閉されており、Cal.SW200-1ムーブメントとカスタマイズしたローターの動きを観ることができる。また、プッシュボタン付きのフォールディングバックルを備えたブレスレットは脱着のしやすさと外れにくさを兼ね備える。このように、最新のミッドランドは着けるのが楽しく誇らしくなるような、機能性とスタイルへのコレクションの誓いを継承しているのだ。

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アンクルにそれぞれ異なる傾斜が付けられたことで、優雅かつ独創的な回転を見せる。

流体機械式高級腕時計ブランドであるHYTは、新作モデル「コニカル トゥールビヨン・パンダ」を披露した。ホワイトセラミックコーティングが施されたチタンケースに、ホワイトアゲートを周囲に持つセンタートゥールビヨンを内蔵したコンプリケーションだ。ブランドを象徴するユニークなメカニズムと、白と黒の際立つコントラストを特徴とする本作は、わずか8本のみが限定販売される。

 本作でまず目を引くのが、ダイアル中央に配置されたコニカルトゥールビヨンだ。そのテンプとヒゲゼンマイは30度、ガンギ車は15度、アンクルは23度、水平から傾いている。この独創的なメカニズムは、30秒に1回転する。また、ダイアル外周部には、ホワイトの瑪瑙(メノウ。アゲート)で作られたアワーメタルリングとガラス管が配置されており、そこに流れるブラックの流体によって時分が示されるメカニズムとなっている。

本作の傾斜したトゥールビヨンは、ドイツの時計師ヴァルター・プレンデル発案の技術に由来するものだ。彼の技術からインスピレーションを得た本作は、テンプとヒゲゼンマイ、ガンギ車、アンクルにそれぞれ異なる傾斜が付けられたことで、優雅かつ独創的な回転を見せる。
 そして、このセンタートゥールビヨンの周囲には、白瑪瑙とも呼ばれる天然のホワイトアゲートが配置された。このホワイトアゲートは、トゥールビヨンに合わせて惑星のように回転し、舞踊のような動きを見せるユニークな仕掛けとなっている。それぞれの回転は一見ばらばらに見えるが、コニカル トゥールビヨンのリズムに合った、調和のとれた動きで着用者を楽しませてくれる。

 さらにダイアルは、チタン製トゥールビヨンキャリッジにはじまり、面取り、引抜き加工、ポリッシュ仕上げ、サテン仕上げを施した受けや、磨き上げたネジの皿穴など、高級腕時計製造の伝統を受け継いだ装飾が見られる。トゥールビヨンキャリッジ内には磨き上げられた白黒の球が6つ配置されるなど、各所に独創性が際立つ仕上がりだ。また、これらを内蔵するケースはチタン製で、ホワイトセラミックコーティングによって、「パンダ」の名にふさわしい白黒のコントラストが演出されている。https://www.gmt-j.com/item/maker/list

 搭載するムーブメントCal.701-TCは、合計533個もの部品で構成される。トゥールビヨンキャリッジだけでも159個もの部品が使用されており、ダイアルとケースも含めるとその部品総数は750個にまで上る。そのすべては手作業で組み立てられており、品質も保証済みだ。限定生産8本という稀少性にふさわしい、ブランドコピー市場の技巧を象徴するマスターピースと言える。

9時位置のスモセコが特徴のパイロットウォッチ、ハンハルト「パイオニア プリヴェンター 9S」

ドイツのブラックフォレストに拠点を構えるパイロット・ウォッチメーカー、ハンハルト(Hanhart) のコレクションに、新たに「パイオニア プリヴェンダー(Preventor)9S」が加わった。超硬度のブラックPVDケースと9時位置のスモールセコンドが特徴のこの腕時計は、どのような冒険にも対応可能! 

「パイオニア プリヴェンター 9S」の基本デザインは、1950 年代の歴史的なハンハルトのモデルに基づいている。視覚的なハイライトは9時位置のスモールセコンドで、これは過去にもこの形で使用されていた。クロノグラフ・キャリバー42 からセンターセコンドと 3 時位置のストップミニッツを取り外し、9時位置のスモールセコンドを残した改造が施されている。

 もうひとつの特徴は、かつて使われていたレールウェイミニッツトラックだ。無地のブラックのダイヤルのコントラストと、明るいカテドラル針、明るいアラビア数字、白いミニッツマーカーの組み合わせにより、優れた視認性が保証されている。針と数字には、夜間の視認性を高めるスーパールミノバ® C3 蓄光素材がコーティングされている。

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ステンレススチールケースにはこのウォッチのスタイルにマッチするブラック PVD コーティングが施されている。商品名の「S」はドイツ語の「schwarz」を表しており英語で黒を意味する。 Hanhart ロゴの「h」が付いた大型リューズは、完璧な操作を保証する。ケースバックにはシリアル番号と Hanhart の特徴的な「h」ロゴが刻印されている。ムーブメントには、スモールセコンドを 9 時位置に移動する改造が施された信頼性の高い SW 200 が搭載されており、これはスイスの Dubois Dépraz によって最高級のスイス品質で作られている。ストップセコンドに加えて、38 時間のパワーリザーブを備えている。

 対照的なホワイトのステッチが施されたブラックのカーフ・ストラップと内側のアルカンターラによって、パイオニア プリヴェンター 9S』は快適な使用感が与えられた。またストラップはブラックPVDコーティングされたピンバックルによってしっかりと手首にフィットする。

 ハンハルトの全コレクションと同様にパイオニア プリヴェンター 9Sは機能性、品質、時代を超えた美しさに重点を置いている。歴史上最も伝統的なパイロット・ウォッチのメーカーの 1 社として、ハンハルトは最高の基準を自らに課し続けており、比類のないスーパーコピー時計精度と信頼性、完璧な読みやすさ、シンプルで安全な操作性、そして最高の堅牢性という根本原理に基づいた時計作りを継続してきた。

2本のブリッジがアイコニック!「ストライク・ツー」ほかクロノスイス新作

クロノスイスは2024年の新作を発表した。「ストライク・ツー」はダイアル上に並んだ2本のブリッジがアイコニックな新シリーズだ。「レ・セック」シリーズからは鮮やかなエメラルドカラーの「グリーン モンスター」と、深いブルーの「バーティカル ブルー」がラインナップに加わった。PVDダイアルの光の反射が美しい「デルフィス」シリーズでは、青い「デルフィス サファイア」が発表された。
 「ストライク・ツー」は、水平にレイアウトされた3針独立表示が特徴的なシリーズだ。3時位置の「時」を表すインダイアルには、水平に配置された2本のブリッジが備えられており、この腕時計の表情を特徴付けていると言えるだろう。またこのインダイアルは部分的にスケルトン仕様となっており、歯車を覗き見ることができる。9時位置の秒針を表すインダイアルにはハンドギョーシェが施されており、クロノスイスが誇る伝統の職人技を垣間見ることができるだろう。

 クロノスイスを印象付けるオニオン・スタイルリュウズは、中央に溝が加えられており、ひとひねりある雰囲気だ。暑さはわずか12.7mmしかないので、装着感は軽快であろう。

 搭載されるムーブメントは「ラ・ジュー・ペレ」と共同開発したムーブメントCal.C.6000である。約55時間のパワーリザーブを備えたこのムーブメントは、ルテニウムコーティング仕上げ、タングステンローター、放射状のコート・ド・ジュネーヴ装飾が施されている。

 「ストライク・ツー」シリーズは、サテン仕上げのダークグレー文字盤を備えた「ゴールデンギア」と、あざやかなブルーのCVD文字盤が特徴的な「H2O」の2モデルがラインナップされる。

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「レ・セック」シリーズには新たに2モデルがラインナップされた。いずれもラバーストラップにあざやかな色使いが特徴的なブランドコピー腕時計だ。

 ストラップにグリーンを、細かな部分にブルーを、そしてグリーンからブルーへと変化するダイアルを採用した「レ・セック グリーンモンスター」は、ひたすら最高速度を競うランドスピードレース「ボンネビルスピードウィーク」から着想を得た腕時計だ。

 アメリカ・ユタ州の広大で平坦な白亜の塩湖で開催されるこのレースは、50ccのオートバイから車輪のついたミサイルのようなロケットカーまで、最速を目指し競い合うレースなのである。世界中のモータースポーツファンから絶大な支持を受けるこのレースから、インスピレーションを受け製作されたものなのだ。

 あざやかなグリーンからブルーへと変化するダイアルは、CVDコーティングの成せる業と言えるだろう。ダイアルに施された模様はハンドギョーシェによるものだ。ケースはグレード5のチタン製であり、文字盤に合わせたグリーンのラバーストラップもあざやかな逸品だ。

 なお、ムーブメントは新たに開発されたCal.C.6005が搭載される。ルテニウムで仕上げられ、放射状の装飾が施された美しいムーブメントである。

自動巻き(Cal.C.6005)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。グレード5チタニウムケース(直径42.0mm、厚さ14.2mm)。10気圧防水。281万6000円(税込み)。限定100本。
 もうひとつのレ・セックの新作である「バーティカル ブルー」はエレガンスな深いブルーのダイアルが特徴的なモデルだ。コート・ド・ジュネーヴ装飾が施され上に、CVDコーティング技術を用いて印象的なブルーを実現している。なお、ムーブメントは同じくCal.C.6005を搭載している。ダイアルカラーに合わせた深みのあるブルーのラバーストラップが付属する。

6時位置に配された秒表示用のインダイアルにも、ブルーのPVDが施されている。インデックスはセラミックス製だ。時針、分針ともステンレススティール製のスケルトン仕様のバイキングハンドである。
デルフィス サファイア
搭載されるムーブメントCal.C.6004はラ・ジュー・ペレとの共同開発を行ったクロノスイスの新しい自社製自動巻きキャリバーである。スケルトナイズしたタングステン製ローター、ルテニウムコーティング、コート・ド・ジュネーヴ装飾が施されたこのムーブメントは約55時間のパワーリザーブを備えている。
 ケースは17個のパーツから構成されるステンレススティール製。裏蓋はねじ込み式サテン仕上げのケースバックとサファイアクリスタルだ。リュウズ部分はアイコニックなオニオン・スタイルを採用。ストラップには特許取得のオートブロックシステムが用いられている。

 昨年創業40周年を迎えたクロノスイスは、新たなフェーズの幕開けとしてラ・ジュー・ペレと共同開発した自社開発ムーブメント(Cal.C.6004、Cal.C.6000、Cal.C.6005)を発表した。

 熟練の職人技と最先端の技術を融合させたこれらのムーブメントは、精度とデザインを追求して生み出されたものである。中心から放射状に広がる装飾、部分的にスケルトナイズされた輪列受け、繊細な装飾が印象的なムーブメントだ。

 クロノスイスの「モダン・メカニカル」というブランドの精神を受け継いだ新ムーブメントは全体がルテニウムでコーティングされており、ローターはチタンよりも固いタングステンから削りだされている。なお、ムーブメントはすべてルツェルンのアトリエで組み立てられている。

 新作のこれらムーブメントはクロノスイス創業40周年記念モデル、「デルフィスコレクション」に初めて搭載された。次世代のクロノスイスにとっては革新的な始まりを予感させるムーブメントなのだ。

ルイ・ヴィトンから、日本の桜と宇宙をモチーフにした2種の「タンブール スリム ヴィヴィエンヌ ジャンピングアワー」が登場

ルイ・ヴィトンは、メゾンのマスコットが旅立つふたつの冒険をモチーフとしたジャンピングアワーウォッチを披露した。コレクションは、日本の桜を表現した「サクラ」と、広大な宇宙が広がる「アストロノート」の2種が展開される。ふたつの窓に交互に時間を表示するユニークなジャンピングアワーのメカニズムにも注目だ。

 ルイ・ヴィトンは、マスコットである「ヴィヴィエンヌ」が巡るふたつの冒険をモチーフとした、遊び心にあふれるジャンピングアワーウォッチを披露した。バリエーションは、日本の桜を表現した「サクラ」と、広大な宇宙が広がる「アストロノート」の2種。そのアーティスティックなダイアルでは、ふたつの窓を使用するユニークなジャンピングアワー機能が楽しめる。

 ルイヴィトンスーパーコピーのヴィヴィエンヌは、シグネチャーであるモノグラム・フラワーから着想を得た、独特の魅力を放つキャラクターだ。2017年の誕生以来、ファインジュエリーやウォッチメイキング、プレタポルテ、レザーグッズなどあらゆるコレクションへの登場を経て、メゾンのマスコットと呼ばれる存在となった。

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 今回登場した2種の新作モデルの製作にあたり、メゾンのアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」が誇る、比類なき技術が結集。日本の桜と広大な宇宙をヴィヴィエンヌが巡るという、類い稀なダイアルを備えるジャンピングアワーウォッチが作り上げられた。

 日本の桜をモチーフとした「サクラ」は、ピンクマザー・オブ・パールのパステルピンクカラーを特徴とする、可憐な印象のタイムピースだ。アトリエは儚い桜が持つエレガンスと繊細さを表現するために、「ホロモノグラム」の技法を採用。艶消し加工を施した真珠層をあしらうことで、ハイコントラストな色彩と透明感のある仕上がりを両立して見せた。

ミニチュアの桜の花や枝は、アトリエの職人たちのハンドペイントによるもの。この妙技と、「ヴィヴィエンヌ」の顔周りにはめ込まれたホワイトダイヤモンドとの輝きによって、絶妙な光の相互作用が生まれている。
 日傘と扇を手にした陽気な着物姿のヴィヴィエンヌも印象的だ。傍らにあるふたつの小窓では、桜の花と時刻が交互に表示される。また、透明の分針の先端には桜の花があしらわれており、マスコットの周りを浮かぶように進み続ける。

 18Kホワイトゴールド製のケースも、このアーティスティックなダイアルを引き立てる存在だ。ラグにダイヤモンドを散りばめることできらびやかさを添えており、ダイアルに咲き誇る虹色のモノグラム・フラワーを際立たせている。

 もう一方のアストロノートでは、ブルーマザー・オブ・パールとアベンチュリンの組み合わせによって、天の川がきらめく宇宙が表現された。ダイアル内では、ロケットや惑星、ダイヤモンドのモノグラム・フラワーの星座が連なっており、中央に宇宙探検家の「ヴィヴィエンヌ」が浮かんでいる。

 各惑星や宇宙服の細やかなディテールは、ほとんどがハンドペイントによって彩られたものだ。また、サクラと同じく、ヴィヴィエンヌの花びら形のヘアーには、スノーセッティングのダイヤモンドが散りばめられている。

 2個の小窓で表示されるジャンピングアワーについては、惑星と時間を交互に表示する。また、透明の分針の先には彗星が模られ、流れ星のようにマスコットの周りを進む様子を楽しめる。ケースはサクラと共通しており、きらめくラグを備える18Kホワイトゴールドのケースに、小宇宙が収められた。

ブルーマザー・オブ・パールとアベンチュリンの組み合わせは、メゾンで前例のない組み合わせとなっている。アトリエはこの新たな手法によって、星々が浮かぶ広大な宇宙の奥深さを描いてみせた。
 いずれのモデルも、専用のムーブメント「キャリバーLV180」を搭載する。ふたつの小窓で交互に時間を表示するという、ユニークなジャンピングアワー機能を備えたムーブメントだ。このメカニズムによって、サクラでは時刻と桜の花、アストロノートでは時刻と惑星が交互にジャンプするという、遊び心のあるディスプレイを楽しめる。さらに、それぞれに採用された透明な分針も、この革新的なメカニズムの神秘性をより高めるエレメントとなっている。

スーラージュ美術館10周年記念、ボーム&メルシエ「ハンプトン ポリプティック エディション」

ボーム&メルシエは、2022 年 10 月 26 日に他界した巨匠ピエール・スーラージュの作品のひとつをモチーフにした 2 作目となる、ユニークなタイムピースを発表した。偉大な画家ならびにロデーズのスーラージュ・ミュージアムとの素晴らしいコラボレーションの賜物となる独創的な新作は、スーラージュに捧げるオマージュであり、彼がわれわれに遺した心を打つヘリテージを力強く美しく体現している。『ハンプトン ポリプティック エディション – スーラージュ美術館10周年記念』ウォッチは、「Peinture 324 x 362 cm, 1986, Polyptyque I Edition」と題された、「ウートルノワール」シリーズの絵画からインスパイアされている。
フランスのモダンアートの巨匠、ピエール・スーラージュは、2005 年に、作品 250 点と資料 250 点のコレクションをグラン・ロデーズ都市圏共同体に寄贈している。そこでこの寄贈品を収蔵するために、スーラージュ・ミュージアムが建設された。このミュージアムはまさに画家のアトリエの延長のようなものであり、彼がこよなく愛したアヴェロン県の伝統を体現している。
 この作品のシリーズ「Noir-Lumière(ノワール-リュミエール/黒-光)」は、1989年以降「Outrenoir(ウートルノワール/黒を超える黒)」というタイトルになった。ウォッチのダイヤルのインスピレーションの源になった絵画は、このシリーズの作品である。「Peinture 324 x 362 cm, 1986, Polyptyque I」はサイズ324 x 362 cmのキャンバスに、油彩で重なり合う81 x 362 cmの4つの要素で構成される巨大なポリプティックである。この作品はロデーズのスーラージュ・ミュージアムに所蔵されている。

 黒の研究から光の表現にいたるまで、時計コピー技術的にもデザイン的にも非常に複雑で、テクニカル デザイナーが各ポイントの 3D ファイルの高さを調整するだけで、最大1 週間もかかっている。324 x 362 cm の絵画を、サイズ 48.11 x 31 mm で厚さ 10 mm のウォッチケースで表現するという、これほど大きな作品の縮小化は、創意工夫と高度な専門性を要するものであり、ボーム&メルシエのチームにとってこのプロジェクトはとりわけ興味深々たるものとなった。

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ハンプトン ポリプティック エディション – スーラージュ美術館10周年記念
 非常に特殊な文字盤は、縦の縞と斜めの縞がクロスする絵画の織を取り入れた黒の構図になっている。時針と分針は黒で、先端にはスーラージュが希望した彼の創造力と時間についての象形的なビジョンが色濃く現れたピンクゴールドの半球があしらわれた。レクタンギュラー型のDLC加工スティール製ケースはマイクロブラスト仕上げされた後、6,000ビッカースの硬さを与えるために、厚さ2ミクロンの水素化アモルファスカーボン膜をPACVD(プラズマ支援化学気相蒸着法)によって蒸着されている。このケースは、両面反射防止加工が施された、傷のつきにくいドーム型サファイアクリスタルによって保護されており、「Baume & Mercier」の銘が、サファイアクリスタルの内側にメタライジングによって刻まれている。ケースバックもサファイアクリスタルで保護され、4本のねじで留められている。そしてその上には「Hommage à Pierre Soulages n°xxx/328」と刻印されている。

 1979年以降、ピエール・スーラージュはキャンバス全体を黒で覆っている。より正確に言うと、彼はツールやブラシで細工した異なる状態の黒を重ね合わせ、シャイニー、マット、パウダリー、フラット、スムース、ストライプ、ポリッシュなど、次々にさまざまな黒を引き出している。彼は黒が反射する光を強調し、絵の具の質感に手を加えて効果を生み出し、黒のアクリル素材に刻みを入れて、浅浮き彫りの形で艶やかさとマットさ、起伏と平面を交互にしている。

革新を体現するブルガリのジュエリーコレクション、「ビー・ゼロワン」に2024年新作が追加

ブルガリの“創造的探究のプラットフォーム”に、新作が登場
 ブルガリより、ジュエリーコレクション「ビー・ゼロワン」の新作が発表された。

 ビー・ゼロワンは、古代ローマの円形闘技場、コロッセオをモチーフとしたデザインを持つコレクションだ。1999年にブルガリのロゴであるローマ数字と、トゥボガスというインダストリアルな技法を組み合わせたリングとして登場し、同社の先駆性を象徴するものとして認知されてきた。

ブルガリ ビー・ゼロワン
これまで多くのデザイン変更を繰り返し、さまざまな可能性を追求してきた「ビー・ゼロワン」コレクション。その2024年新作が発表された。
 そんなビー・ゼロワンの特徴は、これまでに幾多のデザイン変更を繰り返し、ブルガリの創造的探究のプラットフォームとして機能してきたことにある。リングのボリュームや厚みにバリエーションを持たせることや、セラミックスをはじめとする最先端の素材を取り入れること、さらには派生コレクションとして、スパイラルにメタリックなスタッズでひねりを効かせた「ビー・ゼロワン ロック」を生み出すなど、同社はビー・ゼロワンをベースにさまざまな革新の可能性を試行してきた。https://www.gekiyasukopi.com/

ホワイトゴールドにダイヤモンドを敷き詰めたタイプのリング。ダイヤモンドをセットする範囲や素材など、さまざまなバリエーションで展開され、好みに合わせて選ぶことができる。18KWG。183万7000円(税込み)。
 今回発表された新作は、ダイヤモンドをあしらったシンプルでクラシカルなデザインのリング、ブルガリのロゴとひと粒のダイヤモンドを配したリング、そして、リングのデザインを踏襲したピアスなどがラインナップする。いずれも、ゴールド素材にダイヤモンドを組み合わせ、アイコニックなデザインを踏襲しつつも、ビー・ゼロワンらしい革新性に満ちたデザインを持ち合わせている。そのほか、2024年6月にはブレスレットも登場する予定だ。今後、どのようなデザインのジュエリーが追加されるのか。誕生から25年が経ったビー・ゼロワンは、まだまだ進化を続ける。