ハミルトン「ベンチュラ S」にアイコニックなフレックスブレスレットとの組み合わせが追加

ハミルトンは、コンパクトなサイズ感の「ベンチュラ S」に、伸縮するフレックスブレスレットを組み合わせた新作を追加した。フレックスブレスレットは、ベンチュラを愛用したことで有名なエルヴィス・プレスリーが、オリジナルのストラップからカスタマイズして使っていたことが知られており、本作にはコンパクトなサイズにフィットし、柔軟な着用感と耐久性を両立したブレスレットが組み合わされる。

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 1957年に発表された「ベンチュラ」は、世界で初めて一般発売された電池で駆動する腕時計かつ、極めて前衛的なデザインを持つモデルとして、時計の歴史におけるマイルストーンのひとつだ。今般発表された新作の「ベンチュラ S」は、1957年のオリジナルモデルのデザインを引き継ぎつつ、ケースをステンレススティール製とし、ケースサイズを縦36.5×横24mmのコンパクトなサイズに仕立てたものとなる。

 フレックスブレスレットは、伸縮性のある部材でブレスレットのリンクが接続されており、伸び縮みする構造を持つ。これにより、伸ばしながら手を通すことが可能となってバックルが不要となり、特有の柔らかい装着感が得られることが特徴である。

 ベンチュラを愛用したことで有名なのが、キング・オブ・ロックンロールとも呼ばれるエルヴィス・プレスリーであり、特徴的な三角形のケースに、電気の波形を思わせる波模様が描かれたベンチュラを着用している写真が残されている。また、エルヴィス・プレスリーは自身でフレックスブレックスにカスタマイズしたことも知られている。

試作が繰り返されたフレックスブレスレット
 本作のフレックスブレスレットは、ケースサイズに合わせた幅(ラグ幅で13mm)でデザインされている。伸び縮みする構造のため強度不足に陥りやすく、本作では細身であるので耐久性を確保するのが難しい。そのため、本作のブレスレットの開発に際して、耐久性と快適性を両立するための試作が繰り返された。また、ポリッシュされたリンクが連なるデザインは、ケース7時位置と11時位置から飛び出たデザインと呼応している。

マットプラズマ ハイテクセラミックを使用したものだ

ラドーの「トゥルー スクエア スケルトン」から新作が発表された。セラミックス製でありながら、にぶい金属光沢を放つガンメタルカラーのモデルである。似たデザインのモデルはすでにラインナップされていた。だが、このモデルは前作と比べ、何故か異なった印象を与えるのだ。

デザインの「キレ」が魅力の「トゥルー スクエア スケルトン」
「トゥルー スクエア スケルトン」に新作が登場した。マット仕上げやサンドブラスト加工、そしてオープンワーク仕様ゆえに鑑賞できるムーブメントが融合したマッシブなモデルである。装飾が廃された、素材とメカニズムを楽しめる腕時計だ。

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 ガンメタルとマットブラックのケースカラーのバリエーションでの展開となる。ケースおよびリュウズ、ブレスレットにはハイテクセラミックスを使用。ガンメタルカラーはセラミックスながらも金属光沢を生み出す素材、マットプラズマ ハイテクセラミックを使用したものだ。

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 ムーブメントは水平サテン仕上げとアンスラサイトでコーティングされている。サンドブラスト加工が施された針や文字盤、裏蓋はシンプルでエレメンタルなデザインにさらなる深みを加えている。針は太く角ばっており、どこか繊細ながらも丈夫な印象を与える。
 なお、やや仕様が異なるモデルも加えられている。遠目から見ると同じような印象を受けるが、ムーブメントの表面はコート・ド・ジュネーブで仕上げられており、針はポリッシュ仕上げだ。そしてストラップにはブラックのラバー製のものを採。
 ラドーのトゥルー スクエア スケルトンは、以前より似た雰囲気を持つ、銃を思わせるマスキュリンなモデルがいくつかラインナップされている。それらのモデルに比べて、このモデルはどこかしらよりモダンで、インダストリアルな印象を与える。
ラドーのハイテクセラミックスとは
 ラドーの腕時計に使用されているハイテクセラミックスは、最高の純度を誇る精密に調整された材料を用い、高音で焼成することで、非常に高い硬度と耐傷性を実現。色素が素材そのものと一体化しているため、色あせることはない。
 さらに、本作に採用されたプラズマ ハイテクセラミックは、セラミックに炭素を加えることで、焼成後に自然な金属光沢を放つものなのである。

機械的な芸術作品を通じて卓越性を称賛する希少な作品である。

「ハンドメイド 2」は、手作り時計製作の究極の追求を体現している。目に見える部品も、隠れた部品もすべて、かつてないほどの厳密さの手作業で作成、仕上げ、組み立てられている。270個の部品からなるこの4針の40.9mm径タイムピースは、その96%が完全に手作りだ。完成させるには、約6000時間が必要で、毎年わずか2~3個しか製造することができない。これは、グルーベル・フォルセイの最高レベルのクラフトマンシップへの取り組みを示している。

高度に機械化された時計産業では、「ハンドメイド」という概念が曖昧であることが多い中、グルーベル・フォルセイは透明で非常に厳密な定義を提示し、「ハンドメイド」(=手作り)とは何かを正確に示し、その基準を達成している点で抜きんでている。

  1. 5つの部品:サファイアクリスタル、ガスケット、バネ棒、主ゼンマイ、そしてほとんどのルビーを除くすべての部品が、精密旋盤、ジグボーラー、またはパンタグラフなどの伝統的な工具を使用して手作業で製造される。
     明らかにグルーベル・フォルセイのスタイルを持ちながらも革新的な「ハンドメイド 2」は、技術的および美的な境界を押し広げている。その大きな円錐形のルビーは、その追求の象徴であろう。グルーベル・フォルセイの工房では、希少な技術を保存し、独自の専門知識を開発し、次世代に向けてそれを伝える情熱を持ち続けている。  2012年以来、グルーベル・フォルセイは、時間計測の精度に不可欠な部品であるひげゼンマイの製作における伝統的な技術を再発見してきた。各ひげゼンマイは、その独自の特性のために厳選された合金で作られ、熟練した時計職人によって個別に調整されている。この複雑なプロセスには、巻き付け、切断、終端曲線の手動調整が含まれ、テンワとの完全な同期が保証される。https://www.supakopitokei.com/omega_copy145.html
     ハンドメイド 2 は、18世紀の優雅さとグルーベル・フォルセイ特有の現代的な革新を融合させている。香箱とテンプブリッジは見事な調和を生み出し、それぞれが次の5つの職人的仕上げで強化されている。
     フロスト、ブラックポリッシュ、ストレートグレイン、研磨された側面と面取り、そしてゴールドシャトンにセットされたオリーブ型ルビーで強調されたポリッシュ仕上げの面取り。  手作業でフロスト仕上げされたジャーマンシルバーは、時、秒、パワーリザーブ表示用のブラックのグラン・フーエナメルとの美しい対比を成している。青焼きのスティール製針、深紅のルビー、香箱や歯車の金色の反射、そして磨かれたスチールブリッジの輝くエッジが、各部品に鮮やかな色彩の深みを与える。細いベゼルの下では、建築的なムーブメントが見るものに展開され、時計全体を通して独特の視点を提供する。この調和はケースバックにまでおよび、完全に一貫したメカニズムを明らかにしている。その細部はすべて卓越した手作業の職人技を反映し、「ハンドメイド 2」は単なる時計ではなく、機械的な芸術作品を通じて卓越性を称賛する希少な作品である。  グルーベル・フォルセイは、2004年の創業以来、絶えず卓越性を探求し、高級時計製造のピラミッドの頂点で活動し、一線を画したクオリティで名高いタイムピースを設計・製造してきた。ラ・ショー・ド・フォンに位置するマニュファクチュールのアトリエは、傑出したノウハウ、並外れた革新力、そして卓越した希少な職人技を結集している。  アート オブ インベンションを自らの羅針盤として、これまでに高級時計の世界を根本から覆す8つの重要な発明を創造し、数々の特許を取得してきた。グルーベル・フォルセイのタイムピースはすべて、「発明と革新」「ハンドメイドと手仕上げ」「精度と信頼性」「建築的なムーブメント構造とデザイン」「希少性とエクスクルーシブ」という5つの原則を満たしている。

クレドール「ゴールドフェザー U.T.D.」にダンディーなプラチナモデルが登場

「ゴールドフェザー U.T.D.」の新作であるRef.GBBY973が発表された。プラチナ950をケースに採用したこの腕時計は、文字盤もシルバーカラーで統一されたダンディーな一本だ。

 セイコーが誇る高級腕時計ブランド、クレドールから、「ゴールドフェザー U.T.D.」の新たな魅力を放つRef.GBBY973が発表された。1960年代の薄型機械式時計の系譜を継承し、現代に最適な薄型ドレスウォッチとして展開される同コレクション。その最新作にプラチナ950をケースに採用したモデルが登場した。限定品ではなく、通常販売品として展開する。

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 厚さ7.9mmの薄型ケースは、素材にプラチナ950を採用。手がけた職人の、きめ細やかな配慮により優しい付け心地を実現した。「ゴールドフェザー U.T.D.」シリーズの腕時計らしく、細く繊細なベゼルとラグは、かろやかなドレスウォッチとしてふさわしい造形である。文字盤はボンベ型であり、風防はボンベ型とクラシカルな造形である。しかしながら、風防の素材はサファイアクリスタルであり、古き良き時代の機械式時計の意匠を、現代の技術を用いて再構成した腕時計なのだ。

厚さ7.9mmの薄型ケースとボックス型サファイアクリスタル製風防が描くラインは、エレガンスな印象を与える。
 バーインデックスは文字盤に合わせてシルバーカラーのものを採用。文字盤のふくらみにあわせて曲げられており、クラシカルな雰囲気を存分に楽しむことができる。輝く分目盛りはダイヤモンドのキリによって刻まれたものであり、48個配されている。

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受けは複数に分割されており、ストライプ装飾の幅は広い。高級機のためのムーブメントといえるだろう。直径24mm、厚さ1.9mm。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約37時間。
 このダンディーな薄型ドレスウォッチ、Ref.GBBY973には、厚さわずか1.98mmの手巻き式ムーブメントCal.6890が搭載されている。このムーブメントは1960年代から継承される68系に属するもので、薄型でありながら、高い精度と信頼性を誇る。クレドールの時計製作の歴史と伝統を物語る存在なのだ。

「ゴールドフェザー」は1960年代のセイコーが追求した、薄型機械式時計の系譜をクレドールが引き継ぎ、現代的な薄型ドレスウォッチを展開するコレクションだ。「羽根のように薄く、軽やかで、空気をはらみ、艶やかで、優美」をコンセプトに、匠の精神と技を集結させ、細部まで配慮し作り込まれた腕時計ぞろいなのである。

高度計の基準気圧と同様、手動で位置を調整する必要がある。

新しい156.1の革新的な特徴は、SINNインハウスのクロノグラフ・ムーブメントCal.SZ01に反映されている。その利点はストップタイムをより簡単に、素早く、正確に記録できることだ。また、視認性の面でも明らかに優れている。Cal.SZ01ムーブメントは、新設計のねじ込み式裏蓋を備えたケースに組み込まれており、直径43mmの歴史的な先代モデルのスライド式ケースを審美的に再現している。現代の156.1では、カバーガラスにはサファイアクリスタルを採用しており、初代モデルで使用したアクリルガラスよりも傷がつきにくいのが特徴のひとつでもある。

新しいモデル156.1.Eの革新的な特徴は、ジンのインハウスのクロノグラフ・ムーブメントCal.SZ01 に反映されている。その利点はストップタイムをより簡単に、素早く、正確に記録できることだ。また、視認性の面でも明らかに優れている。SZ01ムーブメントは、新設計のねじ込み式裏蓋を備えたケースに組み込まれており、直径43mmの歴史的な先代モデルのスライド式ケースを審美的に再現している。現代の156.1.Eでは、風防にはサファイアクリスタルを採用しており、初代モデルで使用したアクリルガラスよりも傷がつきにくいのが特徴のひとつでもある。

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新しいモデル156.1.Eの前身で、ドイツ国内で絶賛された歴史的なモデル155と異なる要素は、パイロット用回転ベゼルと12時位置に夜光塗料を塗布したラウンドマーカーで、暗闇の中でも設定された基準時刻をはっきりと読み取ることができる。数字だけでなく、時針と分針もアイボリー色の夜光塗料を採用。このようなデザインはスタイリッシュなヴィンテージ感を表現し、歴史との視覚的なつながりを強調している。また、パイロット・クロノグラフ全盛期の意匠が好きな方も満足できるポイントとして、3時位置の日付表示は、基準気圧を設定するためのコールスマンの気圧高度計を彷彿とさせるデザインを採用している。

 この表示も時計を完全に機能させるためには、高度計の基準気圧と同様、手動で位置を調整する必要がある。日付表示窓のデザインは、この時計の計器としての性格を強調すると同時に、長距離フライトにおけるカレンダーの重要性を示している。「実績のある機能を継承しながら変化の可能性を活かす」というジンのデザイン哲学が伝統と現代性を併せ持つクロノグラフ156.1.Eを生み出した。

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モデル156の最初のモデルはレマニアCal.5012ムーブメントを搭載し、センターにクロノグラフ積算計の秒と分、6時位置に12時間計、3時位置に曜日と日付を表示していた。その後、スイスのマニュファクチュールのレマニアが5000系ムーブメントを発表し関連するムーブメントが市場に出回るようになった。それが伝説的なレマニアCal.5100ムーブメントで、その信頼性と堅牢性、そして優れた表示機能で1980年代以降、軍用時計にも多く採用された。1980年代半ばにはジンのモデル156にもレマニアCal.5100を搭載し、さらなるムーブメント開発の結果、12時位置に24時間表示のサブダイヤルが追加となった。新しいモデル156.1シリーズには、モデル「140.ST」「EZM 10 」「EZM 1.1」「717」で馴染みのあるジンのインハウスムーブメントCal.SZ01を搭載、あえて24時間計のないオリジナルのデザインに回帰した。また曜日表示も省くことで日付がより明瞭になり、高い視認性を保っている。

ハミルトンと「エンジニアド ガーメンツ」によるコラボレーションが発売!

エンジニアド ガーメンツは、アメリカ合衆国・ニューヨークを拠点に1999年よりスタートした、アメリカンワークウェアをテーマとしたアパレルブランド。アメリカ初のブランドではあるが、日本人である鈴木大器氏がデザインを手がける。

 鈴木氏は2008年にはCFDAベストニューメンズウェアデザイナー賞を受賞。日本人初のCFDAメンバーとしてエントリーされている。なお、CFDA(Council of Fashion Designers of America)とは、アメリカファッション協議会を指す。同協議会が主催するCFDAファッションアワードは、毎年1回開催され、アメリカで最も活躍するファッションデザイナーを表彰する名誉ある賞だ。

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 クラシックテーラリング、ワークウェア、アウトドアウェア、ミリタリーユニフォームなどが基軸のエンジニアド ガーメンツは、まさに「アメカジ」そのもので、機能性と実用性に重きを置いたコレクションがそろう。1892年にアメリカ合衆国・ペンシルバニア州で創業し、アメリカ文化と共に成長を遂げたハミルトンとの親和性は高いといえるだろう。

 今回のコラボレーションは、ハミルトンとエンジニアド ガーメンツに共通する、アメリカンデザインとクラフツマンシップ志向が基軸になっているという。

 タフで堅牢さが特徴のハミルトン「カーキ フィールド」 は、エンジニアド ガーメンツ コレクションの時代を超越した機能性と相通じるものがある。

 ハミルトンのデザイナーは、エンジニアド ガーメンツと綿密に話し合い、オーセンティックでありながら特別なモデルを作り上げた。ケースサイズは36mmを採用し、ユニセックスな魅力と汎用性の両方を実現した。ムーブメントは約80時間のパワーリザーブを持つCal.H-1011だ。このムーブメントには、耐磁性、温度変化、耐衝撃性に優れたニヴァクロン製ヒゲゼンマイを採用している。

裏蓋には今回のコラボレーションを表す、両ブランドのロゴと、限定本数である「1999」が刻印されている。

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 フィールドウォッチとしての特性を強調するために、シンプルなデザインの文字盤を採用。通常の「カーキ フィールド チタニウム」のインデックスは24時間表示である場合が多いが、今作では12時間表示を採用している。さらに時針・分針・秒針にはスーパールミノバ加工が施され、暗所での視認性が確保。ケース、ブレスレットに採用された素材はチタニウムだ。この素材特有の落ち着いたシルバーグレーの色味は、アウトドアスタイルに最適だ。加えて、チタンの軽量かつ高い耐久性という性質も特筆に値するだろう。

「セイコー5スポーツ」の堀米雄斗選手コラボレーションモデルの第4弾は、堀米家の家紋をデザイン

「セイコー5スポーツ」から、堀米雄斗選手とのコラボレーションモデル第4弾が発表された。発売は2024年11月19日(火)を予定している。この腕時計は、クラシカルな印象を与えるカーキカラーの型打ちダイアルを備えたものだ。さらに、堀米選手の家紋である鷹の羽紋をもとにしたロゴを、ダイアルと裏蓋、それぞれにあしらっている。

 このコラボレーションの最初のモデルは、2021年に発表された、深緑のダイアルにブラックコーティングが施されたケースが組み合わされたRef.SBSA075だった。その後2022年に第2弾のRef.SBSA175が、そして2023年に、GMT機能を搭載したRef.SBSC015が発売された。これらのモデルの共通点は、裏蓋に堀米選手のサインが印されている点にあるだろう。

 だが、今回発表された堀米選手コラボモデルであるRef.SBSA277は違う。ダイアルの6時位置のやや上部の位置と半透明の時計コピー裏蓋に、鷹の羽紋をもとにしたロゴが配されているのである。また、今までのコラボレーションモデルはダイバーズ風のストリートファッションを意識したモデルであったが、今回発表されたRef.SBSA277はヴィンテージな装いの腕時計となっている。

ダイアルの外周には分表示のアラビア数字インデックスを、ダイアルの内周には時表示のインデックスを配したデザインだ。
 その理由は、堀米選手がヴィンテージ調のデザインの腕時計が好きで、そのエッセンスを入れ込んだのが本作だからだ。ダイアルは繊細な型打ちにカーキカラーを採用し、外周に向かって色が濃くなるグラデーションが付けられている。

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秒針の先は赤く彩られている。また、ベージュカラーの蓄光塗料はレトロな印象を与えるものだ。
 アラビア数字インデックスの配置は、外周に分表示、内周に時表示が配されている。また、12時位置には三角形のインデックスがレイアウトされたものだ。第2次世界大戦中にドイツ空軍で支給された腕時計を連想させるデザインである。なお、時分針はセイコー5スポーツの「フィールド」シリーズらしく、太く見やすいものを採用。ストラップはクロコダイル調の牛革製である。

チューダーがブティック限定の新作「ブラックベイ クロノ “ブルー”」を発表

チューダーから、チューダーブティック限定モデル「ブラックベイ クロノ “ブルー”」が登場した。スノーフレーク針を採用したクロノグラフモデルである「ブラックベイ クロノ」にあざやかなブルーの文字盤とベゼルを採用したモデルだ。チューダーは腕時計のデザインにブルーを取り入れた先駆者であり、歴代モデルにも多数採用されている。高精度で頑丈なCal.MT5813や、工具不要で長さを調整できる“T-fit”クラスプを備えるなど、ビンテージな見た目ながらも現代的な腕時計だ。

 このブティック限定モデルは、チューダーが誇る豊かな青の伝統をコレクションの全ラインに取り入れるという、熱い思いを示している。何十年にもわたりチューダーはあらゆるデザインにさまざまなブルーを取り入れた先駆者であり、歴代のカタログでも複数のブルーが採用され続けている。

 “チューダー ブルー”の概念は特定の色をあらわすのではなく、チューダーの特徴的な美学における永続性を示すようになった。特に興味深いのはブラックベイ クロノ “ブルー” に影響を与えた2つのモデルで「スノーフレーク」として知られる往年のブルーのチューダー サブマリーナーと、コレクター垂涎のブルーのオイスターデイト クロノグラフ「モンテカルロ」だ。両モデルは1970年代のチューダーの象徴モデルと言える。

「スノーフレーク」針と45分カウンターが特徴
 ブラックベイの美学に忠実なブラックベイ クロノは、1969年以来チューダーのダイバーズウォッチのアイコンとなっている有名な「スノーフレーク」針を採用し、ふたつのシルバーサブカウンターが配され、最適な視認性を確保するために磨きがかけられたドーム型ブルーダイアルを備える。初期のチューダー クロノグラフに着想を得て、45分カウンターと6時位置にカレンダーを備えるダイアルも特徴の一つだ。

ブラックベイ クロノ “ブルー”
 41mmのステンレススティール製ケースに、ブラックベイラインの特徴である、サテンブラッシュとポリッシュ仕上げ、そして面取りされたラグとチューダーローズが刻印されたリュウズが存在感を示す。チューダーならではの細部に至るこだわりの典型であるステンレススティール製プッシャーのデザインは、初期のチューダーのクロノグラフから着想を得ている。ブルーのアルマイト加工インサートとタキメーター目盛りを備えたステンレススティール製固定ベゼルが、このクロノグラフのスポーティな外観と機能を演出している。

 この新しいブラックベイ クロノは、ステンレススティール製5列リンクブレスレット、チューダー独自の“T-fit”アジャスティングシステム付きクラスプを備えている。工具不要の簡単な操作で、着用者自身が8mmの長さを5段階で調節することができるようになっている。クラスプにもセラミックのボールベアリングが採用され、クラスプの作動に心地よい触感をもたらすのに加え、スムーズに確実に留めることができる。

平均日差-2秒から+4秒を達成するクロノグラフキャリバー Cal.MT5813
 ブラックベイ クロノに搭載されているマニュファクチュール クロノグラフキャリバー Cal.MT5813は、時・分・秒・クロノグラフ・日付機能を備えている。他のチューダーのマニュファクチュール キャリバー同様、特徴的な仕上げが施されている。モノブロックのタングステン製ローターはオープンワークで細部にサンドブラストを伴うサテン仕上げ、ブリッジとメインプレートはサンドブラストとレーザー装飾が交互に施されている。

クロノグラフ マニュファクチュールキャリバー Cal.ブライトリング 01 をベースに、チューダーが開発した高精度調速機構を組み込み独自の仕上げが施されたこのムーブメントは、機械式ムーブメントのデザインと製造のノウハウを共有することを選んだ両ブランドの永続的な協力体制から誕生した。
 約70時間のパワーリザーブと耐磁性シリコンバランススプリングを誇るマニュファクチュール クロノグラフキャリバー Cal.MT5813は、スイス公認クロノメーター検査協会(C.O.S.C.)の認定を取得しており、この独立機関が設定した基準を上回る性能を備えている。その認定ではケーシングされていない状態のムーブメントで日差の平均を-4秒から+6秒の間で許容しているが、チューダーは腕時計として組みあげた状態で日差-2、+4秒という、より高い基準を達成している。精巧なコラムホイールメカニズムと垂直クラッチを備えるムーブメントは、すべてのチューダーの製品と同様に数々の過酷なテストによって保証された類い稀なる頑丈さと精度を保っている。

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 他のブラックベイのモデルと同様、このブラックベイ クロノは1969年のカタログに初登場したモデルにみられる「スノーフレーク」と呼ばれる時針のデザインを採用している。ブラックベイ ラインは、クラシックな美学と最先端のウォッチメイキングとの奇跡の出会いから誕生した。それは単なる「過去のモデルの復刻」ではない。チューダーのダイバーズウォッチが持つその70年の歴史を具現化し、現代によみがえらせたのである。そのネオ・ビンテージと称されるコンセプトに、製造技術や信頼性、頑丈さ、精度が加わり、今日における真の実用時計としての存在感を示している。

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デルマから新作「ミッドランド」が登場!

2024年で誕生100周年を迎えるデルマから、新しい「ミッドランド」が登場した。一体型ブレスレットとフルーテッドベゼルを備えることでスタイルを一新。また、6色のダイアルカラーが展開される。

 プロフェッショナル向けのダイバーズウォッチを製造するブランドとして名を馳せるデルマは、1924年の誕生から2024年で100周年となる、そんなデルマの中でもミッドランドという名前は特別な意味を持つ。1920年代にデルマの創業者兄弟が使用した最初の4つのブランドのうちのひとつであったためだ。その後、1946年にミッドランドとして発表された初のクロノグラフとして、そして同ブランドのスポーツウォッチとしてのポジションを確立した。80年代までにプロポーションと精度が向上させられ、やがて正確な腕時計の代名詞となっていき、今では現代のスポーツマンや時計愛好家を刺激する典型的なクロノグラフと3針モデルを含む形でコレクションとして展開されてきた。

 最新のミッドランドコレクションでは、現代のユーザーのニーズを満たしながら過去の同ブランドのタイムピースからインスピレーションを得ている。具体的には1980年代のモデルをベースに、ひと工夫加えたのだ。

 全体的なコレクションの特徴は大胆な幾何学的フォルムのトノー型ケースと、そこから連なる調和のとれた一体型ブレスレットだ。このプロポーションが独特のモダンさを生み出している。また、エッジを効かせながらも滑らかに面をかたどるサテン仕上げのケースに見る力強さと、フルーテッドベゼルがもたらす華やかさにコントラストを感じることが出来る。

ロレックス コピーケース直径は40.5mm、厚さ10.8mmと大きすぎないサイズ感であるため、ビジネスからカジュアルまで、さまざまなシーンで手元に装える腕時計と言える。
 ダイアルにはピラミッド式にギヨシェ模様が施され、そこにホワイト、ブラック、サーモン、エバーグリーン、ロイヤルブルー、アイスブルーのカラーが彩っていく。アプライド式のバーインデックスとスーパールミノバBGW9が塗布された時針と分針により、昼夜を問わず時刻の視認性は高い。

新作は全部で6種がラインナップされた。いずれもサイズやスペック、価格は同じ。気に入った1本を選びたい。
 10気圧防水の316Lステンレススティールケースはシースルー仕様のケースバックで密閉されており、Cal.SW200-1ムーブメントとカスタマイズしたローターの動きを観ることができる。また、プッシュボタン付きのフォールディングバックルを備えたブレスレットは脱着のしやすさと外れにくさを兼ね備える。このように、最新のミッドランドは着けるのが楽しく誇らしくなるような、機能性とスタイルへのコレクションの誓いを継承しているのだ。

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アンクルにそれぞれ異なる傾斜が付けられたことで、優雅かつ独創的な回転を見せる。

流体機械式高級腕時計ブランドであるHYTは、新作モデル「コニカル トゥールビヨン・パンダ」を披露した。ホワイトセラミックコーティングが施されたチタンケースに、ホワイトアゲートを周囲に持つセンタートゥールビヨンを内蔵したコンプリケーションだ。ブランドを象徴するユニークなメカニズムと、白と黒の際立つコントラストを特徴とする本作は、わずか8本のみが限定販売される。

 本作でまず目を引くのが、ダイアル中央に配置されたコニカルトゥールビヨンだ。そのテンプとヒゲゼンマイは30度、ガンギ車は15度、アンクルは23度、水平から傾いている。この独創的なメカニズムは、30秒に1回転する。また、ダイアル外周部には、ホワイトの瑪瑙(メノウ。アゲート)で作られたアワーメタルリングとガラス管が配置されており、そこに流れるブラックの流体によって時分が示されるメカニズムとなっている。

本作の傾斜したトゥールビヨンは、ドイツの時計師ヴァルター・プレンデル発案の技術に由来するものだ。彼の技術からインスピレーションを得た本作は、テンプとヒゲゼンマイ、ガンギ車、アンクルにそれぞれ異なる傾斜が付けられたことで、優雅かつ独創的な回転を見せる。
 そして、このセンタートゥールビヨンの周囲には、白瑪瑙とも呼ばれる天然のホワイトアゲートが配置された。このホワイトアゲートは、トゥールビヨンに合わせて惑星のように回転し、舞踊のような動きを見せるユニークな仕掛けとなっている。それぞれの回転は一見ばらばらに見えるが、コニカル トゥールビヨンのリズムに合った、調和のとれた動きで着用者を楽しませてくれる。

 さらにダイアルは、チタン製トゥールビヨンキャリッジにはじまり、面取り、引抜き加工、ポリッシュ仕上げ、サテン仕上げを施した受けや、磨き上げたネジの皿穴など、高級腕時計製造の伝統を受け継いだ装飾が見られる。トゥールビヨンキャリッジ内には磨き上げられた白黒の球が6つ配置されるなど、各所に独創性が際立つ仕上がりだ。また、これらを内蔵するケースはチタン製で、ホワイトセラミックコーティングによって、「パンダ」の名にふさわしい白黒のコントラストが演出されている。https://www.gmt-j.com/item/maker/list

 搭載するムーブメントCal.701-TCは、合計533個もの部品で構成される。トゥールビヨンキャリッジだけでも159個もの部品が使用されており、ダイアルとケースも含めるとその部品総数は750個にまで上る。そのすべては手作業で組み立てられており、品質も保証済みだ。限定生産8本という稀少性にふさわしい、ブランドコピー市場の技巧を象徴するマスターピースと言える。